道徳科部

道徳科においてめざす子どもの姿

自己の生き方を追究する子ども

 子どもたちは、表現力が豊かであり、物事への追究意欲が高い。一方、自分のよさや課題を伝えることに消極的な姿が見られたり、物事に自分事ではなく、他人事として考えている様子も見られたりする。以上の実態から道徳科でめざす子どもの姿を「自己の生き方を追究する子ども」と設定した。子どもたちは、これから先、多様な価値観が存在する社会の中で、「正解のない」問題と向き合うであろう。その際、自分の経験や授業で学んだことを生かしてどういう生き方を選択するのか、判断に迷ったときに仲間のどんな生き方を生かしていくのか、これからの自己の生き方の具体とは何かと、よりよい自己の生き方を追究していく。附属学校園の子どもたちが、「よりよい未来を共に創り出す人間」をめざして自己の生き方を追究していくことで、一人一人の豊かな人生につながってほしいと考え、上記の子ども像を設定した。
これまでの授業実践
1年
■「〇〇したい思いをコントロールするには」【A節度、節制】 (森重)「かぼちゃのつる」 指導案
■「温かい心」【B親切、思いやり】(森重)「はしの上のおおかみ」指導案
2年 
■「仲間外れの理由とは」【C公正、公平、社会正義】 (森重)「およげないリスさん」 指導案
■「親切って温かい」【B親切、思いやり】(中川)「ぐみの木と小鳥」指導案・計画
■「親切って温かい」【B親切、思いやり】(中川)「ぐみの木と小鳥」授業まとめ
3年 
4年 

■「よりよい縦割り班掃除をめざして」【C勤労、公共の精神】 (森重)「そうじのときに」 指導案
■「分かり合うために大切なことは」【B相互理解、寛容】 (森重)「一年生との交流会」 指導案
■「本当の親切とは」【B親切、思いやり】「心と心のあくしゅ」(森重)指導案 
■「附属山口幼小中で育てたい心」【B友情、信頼】(森重) 「絵葉書と切手」指導案
■「きまりを守るとは」【C規則の尊重】(森重) 「雨のバス停留所で」指導案
5年 
6年 
 ■「相手の立場に立つ」【B親切、思いやり】 (森重) 「おばあちゃんの指定席」指導案

 その他
 「きまりを守るとは」【C遵法精神、公徳心】(森重)「元さんと二通の手紙」 中学3年生 指導案
山口大学附属山口教育学部附属山口小学校 道徳部 中川 穂
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