家庭科部

家庭科においてめざす子どもの姿
家庭や地域における生活の中から課題を設定し、解決しようとする子ども
 附属学校園の子どもたちは、家庭科の学習への関心が高く、授業の中で、日常生活に必要な知識や技能を身につけようとする姿が見られる。一方、家庭や地域の中から問題を見いだして課題を設定したり、学校で学習したことを家庭や地域で実践したりすることは十分ではない。これからの子どもたちには、家族・家庭生活の多様化や消費生活の変化等に加えて、グローバル化や少子高齢社会の進展、持続可能な社会の構築等、今後の社会の急激な変化に主体的に対応することが求められる。そのような中において、自分を取り巻く家庭や地域の中から解決すべき課題を見いだし、生活の営みに関わる見方・考え方や家庭科で身につけた知識・技能を活用しながら、他者とともに課題解決に向かい、よりよい生活を作り出そうとする態度を育むことが大切であると考える。以上のことから、家庭科でめざす子どもの姿を上記のように設定した。

授業実践
第5学年の実践
和食に学ぶ1食分の食事づくり[R3重枝実践]  指導案・指導計画 授業まとめ
どのような視点で考えたらよいのかな?「買い物の仕方や物の選び方」[R2重枝実践]  <学習指導案> <指導計画>  
第6学年の実践
工夫しよう1食分の食事[H30重枝実践] <学習指導案>  <指導計画> 
快適生活作り隊[R1重枝実践] <学習指導案>  <指導計画> 
チャレンジ!1食分の食事[R1重枝実践] <学習指導案>  <指導計画> 

研究論文ほか
 課題を見付け、仲間と解決する家庭科授業づくり〜『試して納得!ソーイング』の実践をとおして〜
<教師の”知恵”ぶくろ575掲載>(2017.12.02)
 
□「比較」を通して実践力を育む家庭科授業〜 『暖かい着方の工夫』の実践を通して〜
<教師の”知恵”ぶくろ515掲載>(2016.02.08)
 自らの生活を見つめ直す家庭科授業づくり〜振り返りに視点をおいて〜
<教師の”知恵”ぶくろ470掲載>(2014.05.07)
 
□家庭科学習における、習得と活用のサイクルを生み出す実験的活動
〜子どもが自らの学びを見つめ直し、必要感をもって基礎・基本を習得する学習づくり〜(2011.08.28)
びっくり! なるほど! 見えない汚れの正体を探ろう
<教師の”知恵”ぶくろ400掲載>(2011.10.19)

山口大学附属山口教育学部附属山口小学校 家庭科部 重枝 孝明
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