国語科では、言葉がもつ価値を認識することのできる子どもを育てたい。
言葉がもつ価値には、言葉によって自分の考えをつくること、言葉を通して他者との関係を築くことがある。子どもは、言葉に出会うと直感的に言葉の価値を捉えることがある。その際、これまでの学習経験や生活経験、読書経験をもとに、言葉と言葉の関係に着目することができれば、自分の考えを広げたり深めたりすることができる。また、他者との考えの重なりや差異から、自分の考えを見つめ直し、確かなものにすることができる。そして、一連の学びをふり返ることによって、言葉のもつ価値をより自覚的に捉えることにつながる。
このような学びを積み重ねることで、言葉がもつ価値を認識し、言葉によって「よりよい未来を共に創り出す人間」に育っていくと考えている。
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